5月27日に風力発電システムの贈呈式が行われました。在パースの日本企業、Swan Energy,様から日本人学校へのプレゼントとして特別に設置されたものです。5年前から西豪州においてNSSP(National Solar School Project)というプロジェクトが始まり、オーストラリア政府が補助金を出して各学校に太陽光発電システムや風力発電システムが設置されました。Swan Energy様はその請負会社として、250校に発電システムを設置したそうです。そして今年、このプロジェクトを終了する記念として、日本人学校に風力発電システムを寄付して頂きました。併せて、製造元の日本企業のゼファー社のご協力も頂きました。西豪州はその地理的条件から強い偏西風が安定的に吹き、風力発電には最適な場所の一つと言われています。地球規模で新しい依存エネルギーを模索する中、風力発電というクリーンエネルギーはこれからますます注目されていくことでしょう。現在、学校教育の中でも環境教育は重要な位置を占めます。本校でも今回寄贈して頂いた風力発電システムを用い、理科や総合的な学習の時間等で環境教育を行っていく予定です。昼間、風車によって発電された電気はバッテリーに蓄電され、夜間2つの街灯を点灯するのに使われます。夜間、とても暗かった駐車場の防犯対策にも一役買ってくれそうです。