
8月11日、本校のアンダーカバーエリアにて、ディジュリドゥ奏者 SANSHI(三枝芳隆)氏をお招きし、「ディジュリドゥ鑑賞教室」を開催しました。
昨年に引き続き、今年もSANSHI氏の奏でるすてきな音色を響かせていただきました。
30年の歳月が紡ぐ音色
SANSHI氏がディジュリドゥと出会い、その道を歩み始めて今年でちょうど30年。オーストラリアの先住民族アボリジナルの伝統楽器として知られるディジュリドゥは、世界最古級の管楽器の一つとも言われています。その長い歴史を持つ楽器と向き合い続けてきたSANSHI氏の演奏には、音楽を超えた「命の繋がり」や「自然との対話」が宿っていました。
日本の心との共鳴
今回の鑑賞教室で特に印象的だったのは、SANSHI氏の「日本とディジュリドゥをどう繋げるか」という問いへの探究心です。日本人の演奏家として、伝統的なディジュリドゥをどう響かせるべきか。その答えとして、SANSHI氏は日本の伝統楽器である「篠笛(しのぶえ)」や「太鼓」の研鑽を重ねておられます。オーストラリアの地で生まれた楽器と、日本の情緒ある音色が融合した演奏に、みんな目を輝かせていました。

多くの学びを得た鑑賞教室
「異文化に触れる」ことは、遠い国の歴史を知ることだけでなく、「自分のルーツや、身近な音楽を見つめ直すきっかけ」にもなります。
ディジュリドゥという全く異なる背景を持つ音楽を通じて、
- 伝統を受け継ぐ大切さ
- 既存の枠に捉われず、自分なりのスタイルを探求する情熱
- 音と心と身体が一体となって繋がる、純粋な音楽の喜び
これらを、SANSHI氏の30年間の歩みとともに、自分の生き方を考えさせられる素晴らしい機会となりました。

